すごい速さで過ぎ去った夏。

夏休みは、みなさまたくさんのご来館ありがとうございました。

まだまだ暑い日は続きそうですが、ひと段落と勝手に一息ついているエディトリアル司書の北村です。

本日は、9月の特集棚をご紹介させていただきます。

先日、竹に関するとあるレファレンスを受け、かたっぱしから、竹について調べはじめてみると、なんとも面白い「竹」の世界。

毎日毎日目にしているはずなのに

全然知らなかった「竹」の奥深き世界、、、。

ちょうど9月18日は、「世界竹の日」ということもあったので、せっかくなので、特集にしてみることにしました♪

「そういえば、竹って日本に昔からあったんだっけ?」

レファレンスをするにあたってふとした疑問を口にした私。

「野山にまじりて竹を取りつゝ、よろづの事に使ひけり、、、、。」

その横でボソッとつぶやいた飛び出す司書の言葉にハッと気づかされました。

そう。竹取物語の導入部分ですね。古典をたどっていくと、さまざまな物語に「竹」が登場しています。

竹は、私たち日本人にとって、とってもとっても縁が深い植物なんですね。

樋、食器、楽器、釣り竿、竹炭、竹紙などなど、挙げたらきりがないくらいの竹の活用方法。

昔から私たちの、日常生活に欠かせない存在だったのですね。

 

個人的に見つけてうれしかったのは「竹林の七賢」

竹林という場所が、もしかすると、語らいの自由な空気感みたいなものを生み出していたりして、、、、。

 

ぜひ図書館にお立ち寄りの際は、見てみてください。

また、小さな疑問やお困りごとなど、レファレンスも常時受付しておりますので、お気軽にお声がけくださいませ。

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