〽夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る

まさに、誰もが知るこの歌詞通りの光景が、見渡す限り広がる季節となりました。

そんな春の陽気に誘われて、どこかへお出かけしたくなってしまいますね。

今月は、どこへ行くにも欠かせない、身近で深~い「のりもの」の世界をのぞいてみましょう。

 

まずは全体をとくとご覧あれ!

「のりもの」と聞いて、最初に思い浮かべるものは何でしょうか。

車、電車、飛行機……。私、時おこす司書はこの程度でした。

今回は王道の「のりもの」を中心としながらも、ニッチな「のりもの」にも視野を広げてみました。

子どもたちにも大人気の「のりもの」。

図鑑は偉大ですね。表紙を見ただけでも、聞きなれない名前がズラリと並んでいます。

生まれて初めて、自分の力を使って乗る「のりもの」は、ひょっとすると三輪車かもしれません。外出時にはベビーカーや自家用車に揺られ、室内では足けり乗用玩具で鍛えられた運転感覚を、待ってましたとばかりに披露する場が三輪車なのだと思うのです。

三輪車を卒業したら、次は自転車でしょうか。補助輪をつけていたあの頃が懐かしいですね。自転車も時代や用途によって種類がさまざまです。

お次は鉄道。乗ってよし、撮ってよし、聴いてよし、食べてよし。さまざまな楽しみ方がありますね。

宮崎県民としては、新幹線が果たしてやって来るのかどうかは気になるところです。

自動車の発展とともに、さまざまなサービスが生まれてきました。タクシードライバーと非現実的な話をするもよし、高速バスで長旅をするもよし。

自動車の歴史を振り返り、自動車とともに生きるこれからの社会について考えるなら、こちらのラインナップ。

田舎暮らしでは欠かせない存在だからこそ知っておきたい、自動車を取り巻く事情が見えてくるかもしれません。

鉄路、陸路と来ましたので、海路をご案内。

いかだ、帆船、蒸気船から潜水艦まで……大冒険のはじまりの予感。

海路の次は、やはり欠かせない空路。飛行機に乗るときのワクワク感は、何物にも代えがたいですよね。

鉄路でも、陸路でも、海路でも、空路でも、生きていれば腹が減るのが人間の常。

豪華客船でバイキングなんてのも憧れるけれど、哀愁漂う駅で立ち食いそばをすするのもまた乙なもの。

今は庶民が手の届かないロケットだって、「のりもの」には違いありません。

いつの日か、時空を超える手伝いを「のりもの」がしてくれるかもしれませんね!

あなたは「未来」に行きたいですか?「過去」に行きたいですか?

それとも……?

 

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今月の案内人は、時おこす司書・藤江でした。また来月、お会いしましょう。