春ですね。万物が外に出る季節ですね。

というわけで、旅にまつわる新着本、入りました。

まずは全周。

では、いつもどおり細かく見ていきましょう。

↑ 旅するためには、外に出ること。自分以外の誰かを知ろうとすること。翻訳のための本、ミャンマー語・ベトナム語を学ぶための本(椎葉にいらしてますね)、そして古代世界を大きく旅するマンガ。 ※『ヒストリエ』3・4・6・8巻はまだ買えてません。

↑ こちらは現代の冒険記。長距離ランナー、車中泊旅行記マンガ、そして名だたる冒険家たち。スズキコージ画集は渦巻く魔術の世界の冒険です。かがくいひろしの図録と絵本は一番身近な冒険かも。

↑ 人と人とのやり取りもまた、外に出ることに他なりません。コミュニケーションの方法とそれをめぐるじたばたの本、日常を生き延びるエッセイ、そして置かれた場所で咲くための本、海外生活の本、日々の生活の本。

↑ 絵の世界の旅は続きます。人気のjunaidaたくさん入りました(HOME=家の本でもあります)。そして身の回りのもので作るアートの本、児童文学、ライフラインの本などなど。

↑ 他の生物もまた、身近な他者であります。生き物の本、心と脳の本、心と脳から生まれる経済と哲学。

↑ 生き物とつながっている宇宙の本。子ども向けだけど大人も読める、多様な脳の本。視覚障害の有る無しに関わらず楽しめる、点字付きさわる絵本。点字付き落語の本も!

(今月の1冊!)
『てんじつき さわるえほん たのしいらくご① まんじゅうこわい』((一社)団法人落語ユニバーサルデザイン化推進協会、合同出版)

↑ 哲学から続く宗教。生物から続く人類史。学問に切れ目はありません。

↑ そして人類の負の歴史、戦争(いまだに続いてるのが残念極まりないです)。原爆の絵本も入りました。正の歴史として、スズキの生みの親の伝記、日本のアートの歴史も入ってます。

↑ キリスト教の禁書の歴史から続いて、教育の本。そして子供たちの出ていく社会と、社会問題の本。どんな社会を子どもに見せたいですか?

↑ 社会をリアルに切り取る現代文学、今回も入れました。感染症の歴史の本の横は、同じく赤い表紙の『ツミデミック』。その下の黒いのは幻想絵本。そしてお話の絵本もね。

↑ 現代社会の横は足元のローカル・宮崎の本たちです。小崎小の閉校記念文集、松尾中の創立50周年記念文集、懐かしい方も多いのでは? その下はさらに広げて、世界や外国にまつわる本たち。

↑ 最後は世界にまつわるあれこれ。発明図鑑、古代からのレシピ集、そして世界史の重大事件を地図で見る本。旅はまだまだ続くのです。

(今月の1冊・おかわり!)
『人類4000年のレシピ』(マックス・ミラー、アン・ボークワイン、日経ナショナルジオグラフィック社)

外に出たい人も、旅行に来た人も、ぶん文Bunにどうぞお越しください。
家にいたい人は、移動図書館(今年度導入予定)をお楽しみに。今のとこ村内限定ですが、イベント出張もしたい。

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今回の新着棚&ブログ記事は、冬を生き延びて嬉しくて仕方ない「飛び出す司書」がお送りしました。
冬将軍は速やかにお帰り下さい。