2023年「ぶん文Bun賞」受賞者さまインタビュー | 椎葉村交流拠点施設Katerie(かてりえ）の公式ウェブページ

2023年2月22日に大賞作品を発表した「ぶん文Bun賞」。

486人の方から3,071点のご応募をいただきました！

本記事では、2023年ぶん文Bun賞における「図書館のイメージを刷新するコピー」「思わず読み続けたくなる本の一行目」各部門の受賞者さまにお伺いした「喜びの声」をお披露目させていただきます！

2023年「ぶん文Bun賞」の結果を発表します！

①「図書館のイメージを刷新するコピー」部門受賞！（島本大輝さま）

《インタビューにて》

「図書館のイメージが刷新されたらその後どうなるか・・・ということを考えました」と語ってくださった島本大輝さん。広告業界のお勉強やコピーの制作は日頃からされているとのことで「刷新の後」という、課題の一歩先を考えたコピーは流石でした！

さらに「今は図書館に拒絶反応があるような人も来てもらえるようなコピーをつくりたかった」と語っておられて、ヒトやモノの流れを動かす力をもつコピーとはこうやって創られるのだな・・・と実感させられたインタビューでした。

単に「息子が帰ってこない」と書くのではなく「本を借りに行った息子が返却されない。」と表現することで、図書館ならではの魅力をもたせつつユーモラスな響きが生まれた。・・・なんてことを語りあうなかで「あ、この息子さんは当初目的としていた本以外にも楽しいモノ・コトを見つけちゃったんだな！」ということに思い当たったり・・・。

そう。図書館って、お目当ての本以外に出逢う瞬間が一番夢中になれたりするんですよね。そして書店さんのように「本のあるリアルな場」は、同じように素敵な力を持っているのだと思うのです。

たった一行で、図書館が嫌いだった人も好きだった人もくすりと楽しい気持ちになり「図書館に夢中になりに行くか」と思えるような素晴らしいコピーでした。

島本大輝さん、ぶん文Bun賞「図書館のイメージを刷新するコピー」部門のご受賞をおめでとうございます！

②「思わず読み続けたくなる本の一行目」部門受賞！（ハトさま）

《インタビューにて》

文章、とくにエッセイを書くのがお好きだとおっしゃるハトさん。終始和やか・にこやか・お元気なインタビューでとても楽しい時間をいただきました。

「小説と違って『一行だけ』という無責任さがすごく楽しかった」とおっしゃるハトさんはとても溌剌としていて、楽しく「一行」をお考えいただけたのだと嬉しくなりました。

また「ぶん文Bun賞の解説が熱くて、きっとスタッフの皆さんも素敵なんだろうなと思って」などとぶん文Bun・Katerieのことに思いを馳せていただき・・・。今回のコンテストを通じて椎葉村全体のことも知っていただきたかったところですので、非常に嬉しいインタビュー時間でした！

「ねぇ、和歌で会話したら喧嘩なんてしなくなるんじゃない？」と突然妻が言い出した。

この一行目から始まる夫婦の話は、おそらく日常を丁寧に描きこみ続ける、明るい絵画のような物語になるんだろうな・・・。ハトさんとお話していると、そんな風に思えたものです。

ハトさん、ぶん文Bun賞「思わず読み続けたくなる本の一行目」部門のご受賞をおめでとうございます！

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ぶん文Bun賞各部門をご受賞された島本大輝さん、ハトさんのお二方には「ものづくりLab特製の素敵な万年筆」をお贈りさせていただきました。

お二方とも普段は万年筆は使用されていなかったとのことで、初万年筆にお選びいただけまして光栄です。ぶん文Bun万年筆がお二方のクリエイティブと末永く共にありますよう、そして益々のご活躍をと、秘境の地から願っております。

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※以下「ぶん文Bun賞の今後について」は結果発表時と重複しますが、再掲いたします。

2023年ぶん文Bun賞にお付き合いいただきありがとうございました。また来年もお会いできますように！