なにがあれば家なのか?(ぼくらはみんな住んでいる)
椎葉村図書館「ぶん文Bun」は、2022年8月1日に「飛び出す司書」という椎葉村地域おこし協力隊員を迎え入れました!
今回は、飛び出す司書となった長谷川涼子さんが着任後はじめて特集した棚をご紹介します。その名も「なにがあれば家なのか?(ぼくらはみんな住んでいる)」です!
(「飛び出す司書」の詳細は記事最下部にてご紹介いたします)
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「家」というキーワードのもと集められた椎葉村図書館「ぶん文Bun」の本たち。
すまい、団地、民家、いえ、栖、Cabin、小屋。
様々なことばで彩られる「家」と、そこから始まる冒険の予感にあふれていますね。
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ただ単に『ちいさいおうち』を並べるのではなくて・・・。
その裏に「シルバニアファミリー用に持っていた」というミニチュアハウスを置いちゃうあたり、かなり飛び出した司書です。
どっから持ってきたのか・・・。
あらら~~~。
ぶん文Bunのキャラクター、ニホンミツバチのコハチローが勝手に我が家にしてしまいました。
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さらに「家」から広がる、引っ越し、家族、暮らし、朝ごはん、寝食、そして「ただいま」や「おかえり」のことば。
ああ・・・そういえば、蟻の巣や蜘蛛の巣、ミツバチの巣箱(ぶんこ)も「家」ですね!
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新しく椎葉村図書館「ぶん文Bun」でキャリアを始める「飛び出す司書」。
この記事ではそんな新人司書の特集棚を、ぶん文Bun立ち上げ担当の「クリエイティブ司書」小宮山剛がレポートしました。
ちなみに、飛び出す司書のメイン業務はこうしたぶん文Bunでの活動ではありません。
「飛び出す司書」の活動主旨について
宮崎と熊本の県境にあり「日本三大秘境」と呼ばれるほどの山村である椎葉村。
実は椎葉村の面積(537.3 km²)は、実は東京23区(622 km²)より少し狭いくらいなんです。もっと広さが近いところでいうと淡路島(592.2 km²)ですね。
そんな広い広い人口密度わずか5人/km²の「村まるごと」に読書文化を浸透させるため、村内の学校や公民館と椎葉村図書館「ぶん文Bun」との連携を深めるのが「飛び出す司書」の役割です。
これから本を巡る様々なテーマを図書館から飛び出させる活動を繰り広げますので、どうぞご注目いただけますと幸いです。
近くまた別の特集棚が完成するそうですので、どうぞお楽しみになさってください。
椎葉村図書館「ぶん文Bun」
クリエイティブ司書/小宮山剛