【新緑】遅れ馳せの芥川賞・直木賞に、へそ天にゃんこ
桜の季節に新着本が咲いた前回の新着本特集からずいぶんと時間が経ってしまいましたが、椎葉村図書館「ぶん文Bun」に入ってきた新しい本やDVDをご紹介します!
「新緑に映える」と題されたアートボード、今回はクリエイティブ司書ではなく椎葉村交流拠点施設Katerieに務める別のスタッフが描いてくれました。いつもより上手ですね!!!
そんなスタッフのおすすめは『へそ天にゃんこ』だそうです。
ほかにも「猫本」がいくらか入っていますので、新着本を眺めながらぜひお楽しみください!
また、今回は(ようやく)第166回芥川賞・直木賞の作品をディスプレイしています。また、2022年本屋大賞を受賞した作品も一緒に並んでいます。
写真左から、本屋大賞の『同志少女よ、敵を撃て』、芥川賞の『ブラックボックス』。右側2点は直木賞受賞作の『塞王の楯』と『黒牢城』です。
『同志少女よ、敵を撃て』は、新人作家さんとは到底思われないほどに熟達した物語構成と、今のこの世の中へ投げかける問いに圧倒される一冊です。『ブラックボックス』は、どこか自分の内奥に潜む秘匿の激情が湧きかえるような作品。『塞王の楯』は、映像的な会話文や「最高の攻撃」と「最高の護り」の火花散る対決が胸を熱くさせる、まさに「天下の分け目ここにあり!」と言わしめる作品でした。『黒牢城』は、第22回本格ミステリ大賞などとも併せ9冠を獲得した怪物級の人気作品です!
ぜひぜひ、皆さまお手に取りお読みくださいね。
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さて、そのほかの本についてもディスプレイの様子を掲載しておきます。ぜひ椎葉村図書館「ぶん文Bun」にお越しいただきご覧ください。または、ぶん文Bunの新着本検索ウェブページからもデータをご覧いただくことができます。
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みなさまのご来館を心よりお待ちしております。
2022年5月14日時点で、椎葉村交流拠点施設Katerie・椎葉村図書館「ぶん文Bun」に来館制限等はございません。感染症対策へのご協力をお願いしているなかではありますが、ぜひ存分に椎葉村をお楽しみくださいね。