この度は「ぶん文Bun賞2024」のウェブページをご覧いただきありがとうございます。椎葉村図書館「ぶん文Bun」でございます。

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2023年に開催した「ぶん文Bun賞2023」では、486人の方から3,071点のご応募をいただき大変ありがとうございます。またYouTubeではQuizKnock様の動画にてお取り上げいただくなど、非常にありがたいご注目もいただきました。

そんな前回企画に負けじと企画された「ぶん文Bun賞2024」。

キャッチコピーコンテストを通じて「椎葉村図書館のことや椎葉村の伝説にふれていただきたい」との思いで、二つの新しいお題を考えさせていただきました・・・。

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静けさに耐えかねた一筆

図書館は静かにしなくてはいけない場所。そう思っている方が多いのではないでしょうか。しかし本を読んでいると、急に誰かに感想を話したくなることもしばしば。ふと沸き起こる熱情や、こらえ切れない面白さ…そんな「思わずメモしちゃった」一言を大募集。

ちなみに椎葉村図書館「ぶん文Bun」では、声に出してもらっても、お隣の人と楽しく思いを交わしていただいても大歓迎です。(お喋りOKの図書館です!)

禁断の愛、そのはじまりの一言

平家落ち人の里としてその名を馳せる椎葉村。そんな椎葉村には、逃げる平家方・鶴富姫と、追う源氏方・那須大八郎宗久が、立場を越えて恋仲になるも、離れ離れになってしまう…という物語が伝わっています。
今回の募集では「日本版ロミオとジュリエット」こと平家と源氏の禁断の愛が始まった伝説上の名場面を、渾身の一言で表現していただきたいと思います。

往時を偲び、今に輝かせる。クリエイティブの深淵をのぞく旅へ、いってらっしゃいませ。

+*+*+*+募集要項は下記画像・テキストから+*+*+*+

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「ぶん文Bun賞」応募要項

  1. 贈賞内容:
    「静けさに耐えかねた一筆」、「禁断の愛、そのはじまりの一言」の各部門で最も優れた作品一点ずつに、①「ぶん文Bun賞」授与+②椎葉村交流拠点施設Katerieの「ものづくりLab」プロデュースのオリジナル記念品をお贈りいたします。
  2. 応募資格:どなたでも!
  3. 審査方法:椎葉村交流拠点施設Katerieスタッフ一同、一生懸命審査させていただきます。
  4. 応募方法:
    • 椎葉村交流拠点施設Katerieウェブページ掲載のフォームからご応募ください
    • 応募できるのは一部門につき5作品までとします(最大、二部門10作品まで)
    • 重複しての応募送信は審査対象外とします
    • 応募作品は自作で過去に他のコンテスト等に出品したことがないものとしてください
    • すべての応募作品について、後日椎葉村図書館「ぶん文Bun」関連の各種広報媒体等に掲載させていただくことがあります。なお、一部改変や二次創作の展開が見込まれる場合は事前に協議を行うものとします
  5. 応募期限:2024年2月22日(23:59まで)
  6. 結果発表:2024年2月29日(ウェブ上実施)

 

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+*+*+*+お題にまつわるエピソード+*+*+*+

静けさに耐えかねた一筆

椎葉村図書館「ぶん文Bun」は「おしゃべりOK」な公共図書館です。大騒ぎをしたり走り回って危険でないかぎり「静かにしてくださいね」などと注意されることはありません。日本三大秘境の図書館、それだけでもうとても静かなので、ルールとしては皆さんに気兼ねなくのびのび過ごしていただきたいというデザインにしています。

「もしここが静かな場所だったら、突如沸いて出た胸の高まりをどうやって伝えよう」

こんなことを「ぶん文Bun賞2024」を企画しながら考えました。

もしかすると「書くからこそ生まれる」「すぐに喋れないからこそあふれる」エネルギーが「書く」という行為に含まれているのかもしれない。そんな期待を込めながら、そして皆さんに「喋れる図書館いいな~」と思っていただきたいという下心を持ちながら、お題を設定してみました。

静けさの中から生まれる乾坤一擲の一筆を、刻み込んでください。

禁断の愛、そのはじまりの一言

椎葉村のルーツは、壇ノ浦の戦い直後にまでさかのぼります。椎葉村は平家落人の里、そしてそのはじまりは禁断の愛によると言われています。

____以下、椎葉村観光協会のページから引用____

およそ800年前、壇ノ浦の合戦に敗れた平家の武士たち。追っ手を逃れて、各地のふところの深い山奥へ。
古文書「椎葉山由来記」は次のように伝えています

道なき道を逃げ、平家の残党がようやくたどりついたのが山深き椎葉だった。
しかし、この隠れ里も源氏の総大将頼朝に知れ、那須与一宗高が追討に向かうよう命令される。
が、病気のため、代わって弟の那須大八郎宗久が追討の命を・・・

こうして椎葉に向かった大八郎、険しい道を越え、やっとのことで隠れ住んでいた落人を発見。
だが、かつての栄華もよそに、ひっそりと農耕をやりながら暮らす平家一門の姿を見て、哀れに思い追討を断念。幕府には討伐を果たした旨を報告した。

普通ならここで鎌倉に戻るところだろうが、大八郎は屋敷を構え、この地にとどまったのです。そればかりか、平家の守り神である厳島神社を建てたり、農耕の法を教えるなど彼らを助け、協力し合いながら暮らしたという。
やがて、平清盛の末裔である鶴富姫との出会いが待っていました。・・・

いつしか姫と大八郎にはロマンスが芽生えました。
「ひえつき節」にもあるように、姫の屋敷の山椒の木に鈴をかけ、その音を合図に逢瀬を重ねるような・・・

庭の山椒の木鳴る鈴かけて
鈴の鳴るときゃ出ておじゃれ
鈴の鳴るときゃ何というて出ましょ
駒に水くりょというて出ましょ

大八郎は永住の決心を固め、村中から祝福されます。
ところが、やがて幕府から、「すぐに兵をまとめて帰れ」という命令が届き、夢ははかな・・・

和様平家の公達流れ
おどま追討の那須の末よ
那須の大八鶴富おいて
椎葉立つときゃ目に涙よ

このとき鶴富姫はすでに身ごもっていました。
しかし、仇敵平家の姫を連れていくわけにもいかず、分かれの印に名刀<天国丸>を与え、「生まれた子が男子ならわが故郷下野(しもつけ)の国へ、女ならこの地で育てよ。」と言い残し、後ろ髪を引かれる思いで椎葉を後にするのです。
生まれたのはかわいい女の子。
姫は大八郎の面影を抱きながらいつくしみ育てました。後に、婿を迎え、那須下野守と愛する人の名前を名乗らせたそうです。

それにしても、なぜ大八郎は平家の落人を発見したとき、すぐさま討伐しなかったのでしょうか。
それほど哀れな姿に映ったのでしょうか。
それだけならとどまることなく黙って引き返してもよかったはずです。
椎葉に魅せられた作家の一人、吉川英治が「新・平家物語」の中で、椎葉をこの世の理想郷として描いているのが、ひとつの答かもしれません。

敵も味方もない。富も権力も意味を持たない。
戦い、憎しみ合ってきた源氏と平氏の間に美しい恋さえ芽生える・・・
人間はなぜ争うのか?という問いの答を、椎葉での鶴富姫と那須大八郎の物語から学んでみようではありませんか・・・

「平家落人伝説」椎葉村観光協会(引用日:2024.1.25)
https://www.shiibakanko.jp/history/history2

____以上、椎葉村観光協会のページから引用____

いわば「日本版ロミオとジュリエット」。国を分かつ争いを繰り広げた両家の間に芽生えた禁断の愛は、どのような出会いから・・・どのような一言から生まれたのでしょうか?

椎葉村の伝説の端緒を描くような一言を、あなたが思う鶴富姫伝説の一場面として描いてみてください。

 

+*+*+*+応募用フォームはこちら+*+*+*+

・・・「ぶん文Bun賞2024」のご応募締め切りは2024年2月22日(ぶん文Bunの日)23:59です。

「ぶん文Bun賞2024」を受賞された方へのものづくりLabオリジナルプレゼントは、万年筆やペン(いずれも日本三大秘境・椎葉村の村産材)にて検討中です。

(画像は村産材オリジナルペンのイメージです)

よい木材が手に入ることを願いつつ、皆さまのご応募をお待ち申し上げます!