「Katerie(かてりえ)」の由来は?
日本三大秘境椎葉村に、未来への巣箱のような交流拠点施設ができました。Katerie(かてりえ)という名前が意味するのは『かてーりの家』。『かてーり』とは椎葉の伝統的な助け合いのこと。蕎麦刈りや田植えなど、みんなで協力し合って暮らしを守ってきた村人たちの心のよりどころとなってきた素敵な言葉です。村人たちはもちろん、遠くからここを訪れる人たちとも優しい交流がたくさん生まれることを願って、そう名付けました。
Katerieはどんな場所?
キーコンセプトは「新しいって、懐かしい」。日本三大秘境のひとつと言われる椎葉の山々のなかに新しくつくられたKaterieが、これからの世代に懐かしい場所として愛されるように…。コンセプトメッセージを一生懸命考えてみました。
子どもたちはまるで、椎葉の日本みつばち。
気にいってもらえる巣箱をつくらないと、
みつばちは巣箱に入ってくれません。
そのかわり一度気にいったら、巣箱が同じ場所にあるかぎり、
きっと帰って来てくれるはず。
みつばちは椎葉の山に咲く花の蜜を集め、
その蜜は巣箱の中で、美しく味わい豊かな蜂蜜に熟成します。
同じように椎葉の子どもたちにもこの場所で、
何冊もの本を味わってほしい。
新しいものづくりを知ってほしい。
新しいはたらきかたを知ってほしい。
そしてここに集まる椎葉の大人たちや椎葉を訪れる人たちと、
新しい出会いを経験してほしい。
子どもたちにとって、
いまの「新しい」は、いつかの「懐かしい」にかわるから。
飛びたて、椎葉のみつばちたち。
そしていつでも、帰っておいで。
Katerieは椎葉にしかない、新しくて懐かしい場所。
椎葉の未来が、ここからはじまる。
ここは、未来への巣箱です。